「丁亥」は変化の前兆!!
[2006年12月22日]

今年もお陰さまで何とか無事1年を過ごせました。そしてこのメルマガもいよいよ今日を入れてあと2回の配信でお終い。で、今回も毎年恒例になりました、来年(2007年)の世相予測でもしておきましょう。

さて来年2007年の干支は「丁亥(ひのとい)」といいます。陰陽の干支表示では、共に陰側に位置し、ハッキリと外の世界に向けて、強い光りを放つようなクリアな干支ではありません。どちらかというと、くずぶり続けている炎と湿った水溜まり・・・といった感じで、何やら一触即発の時限爆弾を内包しているような暗いムードです。

と言いますのも、干支の配列では小さな炎を表す「丁」は「火」の陰側、さらに「亥」は「水」の陰側で、思い込み激しく我がままな時間を現します。総じてどちらもハッキリしない「火」と「水」の敵対関係ですから、下から上に向かって常にブツブツと文句を言い続けられているような苦しいムードが漂います。答えがハッキリ出てこない、何やら今の日本の政治のような発散できない沈滞ムードと同じ印象です。

政治といえば、今年の安倍政権発足後、急降下したその人気は、実はそれが実力通りの結果だというのは昨年の予測でもお伝えした通りです。小泉政権の後を受けてタカ派で責め続けられない安倍政権では、07年夏の参議院選挙も敗北の目が漂い続けています。

今や都市部へ一極集中している好景気の波も、いつになったら地方へ回るのか? この「丁亥」の運気の流れではもっと陰湿ないじめのような感覚で、地方へツケを押し付けてしまうような、何だか恐ろしい感じもします。いずれにしても景気の上向きは、限られた高級な富裕層だけで、一般にそれが波及するのにはまだもう一度政権が変わり、再来年以降の様相です。

そんな中、世界情勢はどうでしょう。あらゆる意味で世界の首脳が新旧交代を始める時期に差し掛かっています。この「丁」は弱いながらも心に秘めた闘志のような意味、そしてそれを下支えする「亥」は水の持つ「智」を表すように、叡知や創意工夫を感じます。ただ一方で、ある種の策略や秘密めいた部分もあり、いずれにしても今までの価値観だけが表面に取り沙汰されながら、水面下では内緒で大きくかじ取りが切り替わるキッカケの年であるというのが来年の予測です。

とくに世界の対立の図式ではアメリカの独断専行から、徐々に強気の意見を持ち始めた超大国の中国、そして内部政策にも湿り気を見せるロシア、独自路線で新たな経済圏を模索しているEU各国、さらに今も大きな紛争の火種となっているイスラム圏の各国、これに人口爆発で苦しむアフリカ諸国、中国の経済発展の影でこれを追随するアジア諸国、さらにもう一つの勢力にはアメリカを敵視する中南米各国の新たな共産圏化など、もう世界は一つになろうとはせずに、もっと分離、拡散し始めていく感じです。

東アジアでは再開された6ヶ国協議に、北朝鮮が一つの区切りを迎えます。現状のまま放置される訳もなく、徐々に「丁亥」に象徴されるような、陰湿な密約がうごめき始めながら、国家としての形を崩壊させられていく方向ではないかと見ています。その始まりが07年、いよいよ来年です。

それにしても恐いのはイランの核武装化など、世界中に広がりつつある核兵器の拡散です。北朝鮮が最後のビジネスチャンスにしているのも判ります。もう一つ、核の流れは左傾化していく中南米各国にも大きな影響を与えそうです。いまや南米のアメリカ離れは加速する一方で、キューバばかりかエクアドルやベネズエラに見られる貧困対策が、新たな共産主義を生んでいくかのようです。アメリカを世界の警察と崇める日本政府のやり方もここへ来て方向転換が迫られています。さらにブッシュ政権の交替がどう出るかで、その方向は見つけられるでしょう。

しかしながら日本政府は、人材の手薄からか相変わらず役者が足りません。この先も強いリーダーシップを欲しながらも、小粒の政治家がひしめき合うように寄り合い所帯の自民党と民主党で、結局、世界各国の意向を鵜呑みに飲まされる時がまだしばらく続きそうなのです。

一方、災害関係もです。実はこれが一番の問題。科学的に地震予測をしている日本国の研究機関の真価が問われる時のようなイメージです。といいますのも、関東平野の地震、東海地震、南海沖地震、このあたりの発生想定が具体的なデータとなって、来年は押し寄せてくるようで、非常に危険な時間を迎えようとしています。また台風などの猛威も温暖化の影響が進み、今後ますます酷くなる一方と出てますので、運気の流れからしても、下から上へ突き上がる地震と、地上を水浸しにしてしまう台風の合体セットというのが、来年は避けられない予測です。

・・・今回も占い師の与太話だとバカにしないでください。日々の準備を怠らないようにしておかないと、この恐怖だけは体感する時には、命まで失いますので、手遅れにならないように覚悟の準備をしておくことです。

さて国内では景気低迷も一旦底を打ち、徐々に大手企業から回復基調ですので、これより先は、地方へどれほどの展開が期待できるのかに掛かってきています。まぁあと数年後くらいにはかなりの上昇ムードで復活して行くでしょうが、来年1年を限定しますと、まだまだ厳しい1年間を予測します。

それにしても相変わらずは格差社会ですね。この格差はますます広がりを見せながら進むのはもう仕方ないことでしょう。ただし、どこかで自分の生きる道に胸を張り、「格差がどうしたもんじゃ!」と機嫌よく日々を暮らせる工夫が大事です。けして贅沢をしたいというのではなく、貧しくても負け組となるでもなく、「清貧」として胸を張るのなら、生きるのもまた楽しいといった気分ではないでしょうか。これ負け惜しみですかね。
 





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