易占通信/「踏まれたり蹴られたり」から

●●● いつまで我慢できるのか?

NY原油価格の高騰が続いています。このままだと1バレル200ドルも越え。末端のガソリン価格は軽く1リットル300円もあり得るんだとか。

先日ガソリンスタンドでは灯油が18リットル3000円という驚異の値段を見ましたし、今はまだ夏ですからそう影響も出ませんが、今年の冬あたりまでこの調子なら、もう北国では凍死する人が現れそうな勢いです。果たしてそんな現実はあるのか?

ただ一方で、原油先物に投資する人々の心境としては、この1〜2ヵ月の上昇ぶりはハッキリいって異常です。どんな相場に置き換えても、そろそろ買いにストップが入り、一気に急降下、大暴落も予想されます。現にここ1週間ほどは、上昇にも歯止めがかかり始めており、そろそろ来るのかな? といった印象もあります。

1970年代のオイルショックの頃は、高騰のその間に各国で省エネプランが出され、それだけで功を奏したのか、原油価格は大きく値を下げたあと、しばらくは元の値段にも戻らずに、その前の半分程度で推移したと聞いています。

ということは、投機筋がこの原油先物の仕掛けによるものだけなら、そろそろ撤退が始まり、この今の位置が天井で、次は一気に暴落、1バレルが50ドル程度まで下落して、そのまま1〜2年間は下降線のまま推移するのかもしれません。

もちろんそれは良いことなのですが、ただそうなったら原油価格が下がったものの、インド、中国などの新興国や途上国が息を吹き返し、新たな工業生産を開始してしまいます。そして次なる問題として、大気汚染、公害などが今以上に深刻な影響を持ち始めてしまいます。二酸化炭素ガスの問題はやがて地球温暖化へと向かい、そして垂れ流される汚染物質のことを考えると、やはり原油価格が下がるのも痛しかゆしの展開が待っているわけです。

どちらにしても日本の現状は、あの京都議定書を順守するなら、もっと環境保護の立場を余儀なくされてしまいますし、省エネへの意識改革も国民あげて進みそうです。

もちろんそれは良いことなんですが、ただ環境汚染や温暖化対策は、日本だけが努力しても始まりません。一番の石油消費国でもあるアメリカは相変わらず他人ごとですし、そして中国、インドなどの新興国はじめ、世界の途上国も含めて、ますます自分たちがそれを意識しなければ、この世界に未来なんてあり得ないようにすら感じてしまいます。
(08/07/25 易占通信より)

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●●● 負うた子に叱られる。

今の日本の教育界は嘆かわしいのひと言です。学校の教師といえば、それだけで尊敬される職業の代名詞だと思うのですが、今回ばかりは開いた口が塞がりません。

例の大分県教育委員会の教員採用試験、昇進などの優遇処置で引き起こされた汚職事件では、どうも薄汚れたお金が飛び交い、採用枠をまんまと横入りでゲットした、呆れた教師が続出しているのだとか・・・。

今じゃ「あんなインチキ先生に子供を預けられない」とする親たちや、すでに考えの甘さや教え方の下手さなどで、子供たちからもお馬鹿にされている対象教諭がいるのだとかいいます。これじゃぁ世の中、先生の位置がどんどん下がり過ぎて、見上げるどころか見下げられる位置になってしまいかねません。

そりゃ教育熱心で、一生懸命子供たちへの指導に情熱を傾けておられる先生方も大勢おられるとは思いますが、あんな馬鹿げた汚職事件が当たり前のように何年も実行されていたという話が露呈しますと、「何だかんだ言っても教師ってのはその程度のものかぁ、ああ〜〜やり切れない時代ですな〜〜」・・・ってな思いでいっぱいです。

ただ今回の事件で、これを隠さず摘発して、白日の下にさらけ出したお役所の関係者や、徹底調査を始めた該当の警察関係者は偉かったですね。私個人の感覚では、本来なら役人や警察官もまた横入りの温床を持っていそうな職域だったし、とくに役所の幹部などは、大なり小なりどこの都道府県でもやらかしているに違いないと踏んでいました。それにどんなに正義感の強い警察官だとしても、結局タテ割り社会、世渡り上手とはこうしたものだ・・・というのが、大人の世界だという実感があります。それが今回ばかりはどうしたことか、しっかり検挙の方向で動いています。

こうした正義の取り締まりを大々的に表に出してこそ、何だか世の中の浄化作用が働き出したのかと、不思議でもあり嬉しくもありますね。「もっと真剣にやれやれ〜〜〜。インチキして採用された教師は即刻クビにして、もう一度試験をやり直せ。できるなら枠からこぼれた受験者を最優先で、採用せよ!」などと、独りニュースを観ながらテレビに突っ込んでいます。

まぁいずれにしても、教職員の受験資格も大学で簡単に手に入れさすんじゃなくて、ホントのプロ中のプロにだけが持てる資格にしてもらわないと「負うた子に教えられる」じゃなくて「負うた子に叱られる」と言うようじゃ、ホント情けない話です。
(08/07/18 易占通信より)

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●●● みんなの願いはただ一つ

これだけ食料危機が叫ばれていますので、少し田舎にでも越して、畑でも耕しながら、自給自足とまではいかないまでも、少々の作物ぐらいは自分で育てて、ついでに牛でも飼いながら牛乳でも絞って、ペット代わりに鶏でも放し飼いとしたいものです。

ついでに家の屋根を修理する時は、やっぱり太陽光発電システムを導入して、できれば家で使う電気くらいは、自分たちの力で作り出して、少しは蓄電できたらいいのになぁ・・・などと思います。

今週、サミットなんてワケの判らん会議を北海道の洞爺湖でやらかしていましたが、結局のところ、儲け話を各国首脳が相談する会議ということでしょうか。温暖化問題もエネルギー問題も、そして食糧問題も・・・どんなに重要問題だとしても、あの人たちにとっては儲け話のネタでしかありません。

皆で決まった時間に、ネット会議でもしようってのなら話もわかるのですが、大きな専用ジェット機に乗って、ガソリンをばら撒いてやって来た彼らに、節約なんぞができるものですか。お山の上の自然を壊しておっ建てた立派なホテルの上で、優雅に食事をしてすっかり贅沢三昧。そう彼らこそ環境破壊まっしぐらの張本人だって感じに見えてしまいます。

世界中に広がる生活レベルの格差、今後ますます貧乏を余儀なくされていく我々庶民は、自分の生活だけでも自分で守らなくっちゃダメってことでしょう。食料もエネルギーも、できる限り自分たちの手で生み出して、もう誰にも迷惑を掛けずに。叶うなら少しは困ってる人を助けられたら上等です。

あのトヨタ自動車が、次世代のプリウスには太陽光発電の電池まで搭載する計画だといいますし、ホンダも日産も日本を代表する自動車メーカーは、こぞって省エネカーへのシフトを始めています。先日、大阪の企業が、水だけで電力を起こして自動車を動かすという、耳を疑うような新開発の動力源を発表していました。日本の省エネ技術って、ホントにすごいらしいし、それが事実なら、今にガソリンを1滴も使わなくても走る車を作ってくれるような気もします。そうなるとどんな大国でも、世界中が日本の技術にひれ伏す時が来るでしょうかね。

どんな贅沢な自動車ももう要りません。まずは太陽光発電で走る電気自転車程度を完成させてくれたなら、もう鬼に金棒、貧乏人に省エネカーです。私ならそれに乗って、日本全国どこまでも走り続けたくなってしまいます。

だけどね。結局いくら時代が進歩しようが同じです。地球の限り在る資源をどんどん食い物にしているだけの進歩にしか過ぎ無いのもまた現実です。誰かが言ってました。環境破壊や汚染を考えるなら、地球上の人類すべてが死滅してくれたら、地球環境には最高の結果が得られるはず・・・とのスカした意見を。

昔から「分を知る・・・」という言葉が日本人の美徳精神の中にはありました。先進国サミットもいいのですが、まずはその事を早く皆がわきまえないと、すでに生きる価値すらない人類の存在が、そこにはあるような気がしてなりません。
(08/07/11 易占通信より)

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●●● 警報が鳴ったのに・・・

今週、福井県美浜町で「ミサイル着弾の恐れあり」という、緊急警報が鳴ったんだとか。ミサイルの着弾といえば、即座に思い当たるのはもう北のあの国からの核攻撃を思い浮かべます。

そして美浜町と言えば、関西電力が誇る原子力発電所の重要拠点。温泉好きの私も以前、あのあたりの海に面した温泉でひとっ風呂浴びたのですが、玄関先には、現在の放射能濃度なる計測器が鎮座しておりまして、もしもの場合は警報が鳴る仕掛けなんだとか。それを眺めては、ここは怖い街やなぁ〜としみじみ。

だって放射能汚染なんてそうそう周りで経験することは無いでしょう。ところがあの辺りの住民の人たちは、そうした測定値をいつも気に掛けながら暮らしているんだといいます。

そこへ今回の「ミサイル着弾の恐れあり」という緊急警報です。正確にはそのシステムは「J-ALERT」とか呼ぶらしいのですが、消防庁の管轄で近ごろは全国各地にこの警報装置が置かれ始めているとかです。地震や津波、気象情報から、さらに今回のミサイル着弾にゲリラ進行など、敵国からの軍事攻撃などにも対応しているんだとかいいます。

昔、韓国では年に何度か、北朝鮮からの軍事進攻に備えて、ソウル市内などでも警戒警報を鳴らして、大規模な避難訓練をしていたのを思い出しました。

今の日本人は60年以上も戦争のない平和な時代を体感していますので、そんな驚愕の警報にも、まるで嘘だとしか反応しない体質になってしまっているようです。でもホントはいつでもどこでも戦争は始まってしまうものだということを認識しなければなりません。

ちょうどその翌日、イランの核施設にイスラエルが攻撃を仕掛ける可能性あり・・・というまことしやかなニュースが突然流れてきましたし、そのお返しは高騰を続ける原油の産出をストップさせて応戦だとか何だとか・・・。中東情勢も相変わらずの緊迫の一途です。まぁこのニュースは噂で終わりましたが、世界中、戦争なんて簡単に始まってしまうということもまた事実なんですね。

けして他人ごとではなくて、明日はホントの警報かも知れません。まぁその時私は、落下するミサイルの真下に立ち、見事に受け止めるべく、待ち構えるということで、今さら逃げない事で腹を括っているのですが・・・。
(08/07/04 易占通信より)

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●●● お役人は・・・役立たず?

最近、よく頑張ってるなぁ・・・と思うには大阪府の橋下徹知事です。これだけ財政が弱体化、おまけに景気後退の嵐が吹き始めている昨今、まだ現状維持を叫び続ける、だらけきったお役人根性の大阪府職員を相手に、大幅な人件費削減を武器に、一歩も後に引かないむき出しの対抗姿勢では、私はまず共感します。

つい先日も、中央省庁で露呈した居酒屋タクシーの一件しかり、天下りも当前とするエリート気取りの公務員しかり、帳面に年金加入者の支払い記帳すらサボっていた社保庁の職員しかり、さらに連日報道されるような、繰り返される汚職事件の数々を引き起こすお役人しかり・・・。

やはりこの国で一番ぬるい気分で仕事しているのは、自分たちこそ特権階級だと自負し、それを握った勝ち組だとする、実は正反対、無責任なお役人根性丸出しの人たちだということでしょう。とかく昔から、お役人ほど甘い汁の吸える職業はないとは言われてきましたが、そこへメスを入れようとする政治家はなかなかいないものです。だからこそ私は橋下知事を応援したい気分でいっぱいです。

とくに橋下知事のように、年齢の若い人は血気盛んで正義感に燃え、やるべき行政改革を短時間に実行しようとしてくれます。それだけでも彼が知事でいることは正解じゃないかと思うのです。一方の国政は、年齢的にも任期的にも、すでに時間が限られているはずの福田首相が、結局、先々でゆっくりじっくり決めようではないか・・・として、何もかも先延ばしに政策を進めようという動きです。

結果、何もかもが後手後手に廻り、気がつけば経済は疲弊し、汚職はまん延、自殺者は増え、狂人が街を彷徨い、安心できる暮らしはどんどん遠のき始め、何もかも後の祭りとなって、この国の明るいはずの未来がどんどん衰退してく様を見せられていくようで、しみじみ悲しくなってしまいます。とくに私のようにこっちの時間も少なくなって来た者にとって、このままでは耐えられないなぁ・・・といった心境にさいなまれます。

そんな中、一地方自治体の話ではありますが、しっかり大阪府政の建て直しに取り組み、経費削減を柱に財政再建を第一義として立ち上がった橋下知事は立派です。少々行政サービスが低下しようが、浪速の伝統文化が衰退しようが、大事なのは府民の健康の問題や教育を最優先に、そしていずれ発展できる未来への可能性を謳ったことで、たとえ当面はマイナスが現れても、我慢するのもまた嬉しといった心境にさせられます。

何を青臭い事を並べているんだ・・・と言われるかも知れませんが、今の世の中、すべての人が私利私欲に走り、お金を持つことこそが成功者の証のように猫も杓子も袖の下です。そんな社会の中心から教育されては、役人たちはじめ、子供たちだって、放っておけばもっともっとその方向に流されてしまうに決まっています。

こうした風潮に歯止めを掛けるのも政治の役目なら、いい加減な仕事をするお役人や官僚連中には、今こそ強烈な鉄槌を下し、学歴偏重ではなく、将来を担える夢を持ち、社会のために役に立つ人だけをどんどん当用して欲しいと願います。
(08/06/27 易占通信より)

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●●● 死ぬのは楽じゃない。

「秋葉原で起きた無差別殺人事件は、まさに現代の病んだ青年の姿を現しています・・・」なんて、まことしやかに話すのは、毎度お馴染、テレビに登場のコメンテーター先生です。そして今日もしたり顔で、現代人の心の闇を切々と語り聞かせていました。

まぁ、確かに自分が死にたいからって、他人を道ずれにするってヤツの気持ちは理解できませんが、でも相当寂しかったんだろうなぁ・・・ぐらいは思います。これだけの事をやらかしたのですから、いずれは極刑になるでしょうが、最初から死にたいって思っているのなら、独り静かに山中にでも篭って、自分勝手に自殺すりゃいいのに・・・なんてのが世間の通り相場、まぁ言い分ってところでしょう。

ただこの程度のコメントは誰でもしますんで、せっかくテレビに出ている評論家の先生方です。そんなありきたりコメントは口が裂けても言えません。格差社会が生んだ悲劇だの、モテない男の自虐行為だの、最近は自殺の方法が変化してきただの、事件の連鎖性だの、心の闇は誰にでもあるだの、あっちこっちの多方向から、ホントに何もかもお見通しなんだぞ!・・・お前のようなヤツの事なんて・・・てな具合に、調子をこいて並べ立てます。

でもホントに死ぬ気になったら、さほどの大きな理由なんて要らないし、ただ死という世界を前に、勝手に楽園でも想像しているに過ぎないんじゃないか。そして勢いを着けてそこへ突撃しただけ・・・ってのが、自殺のホントの心境なんじゃないかな? と、私などは思います。まぁ四柱推命の占い師ですので、自殺そのものも決められた道筋に従ったような、事象の一つに過ぎない・・・となってしまうのですが。

ただね。もちろん事情があって、いくら尊い命でも、やむを得ずあの世へと舵取りをしていく人のお話も判っています。でもそんな人のお話はホントに稀です。一生懸命に生きてきたけど、これ以上生きることで、家族にも、他の誰かにも多大な迷惑を掛けるから、もう申し訳ないけれど・・・だから自分で自分の幕引きをしようと、死に場所を決めたんだ・・・とね。

迷惑を掛けしないように、後々の配慮も施してあったり、もう死ぬことへのお詫びの言葉が綿々と書き連ねてある遺書が発見されたりしますとね。そんな人たちの死への覚悟と、今回の秋葉原のバカ野郎の行動とは全く違いますが、生きたくても生きられない人たちのために、少しでも命は大事にして欲しいと願います。

昨年も自殺者は年間3.3万人。もう今の社会じゃ防ぎようがないというならなら仕方ありません。でもね。もし後世に続く人たちのために、少しでも何かを残す気があるなら、勇気を出して臓器移植の登録でもするとか、少しでも寄付で残すとか、恵まれない人たちや社会のお役に立ってから、死を迎える方法を考えて欲しいもんだと思うのです・・・。そんな臓器なら要らんと言う人も出て来るかもしれませんけどね。
(08/06/20 易占通信より)

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